お金に対する考え方。お母さんのこと。おばあちゃんのこと。(上)

お金の管理が下手だ。というより、管理していない。

なんの記録もつけていない。

長年の悩みだ。やりたいのにできない。苦しい。


小さいころ、もらったお年玉はすべて貯金していた。お金は使わないのがいいこと、貯めておくものと育てられた。

お小遣いはあんまりもらった記憶がない。たまにもらってたけどお小遣いもらって何に使おうか、とワクワクした経験がないのだ。必要なものを買うだけだった。けれど三人兄弟で私は高い私大に行かせてもらってとても恵まれて育った、思う。申し訳なかったなと思う。

お小遣いは欲しい時に言って、と母に言われた記憶がある。そのときにああ、うちにはお金がないんだ、使っちゃいけないんだ、と強く思った。高校は部活していたのでスポーツ用品は何不自由なく買ってもらっていた。

高校生になると周りはおしゃれしたり、部活がない日は喫茶店に寄ったり、本屋さんに寄って好きな本を買ったりCDを買ったり。私の財布の中はいつも小銭だけだった。お母さんにお金ちょうだいというのがとってもしんどかった。毎回犯罪を犯すみたな気分だった。ほんとに両親に私は申し訳ないことをしているんだと思っていた。

大学になり私はスポーツを続けたので、県外の定期券、遠征費など学費に加えて莫大なお金がかかった。何もわからない私はそれが普通でお小遣いをあんまりもらえないことにしんどさを感じていた。クラブも続けたいのか自分でよくわからなくなっていたがある程度結果が出ていたので続けるべきなのだと思っていた。お金がないので服もださくて音楽とかもあまり聴かなくてカラオケ行っても歌知らなくてって感じだった。お年玉を貯めていた貯金をこのころから使い始めた。20万くらいあっただろうか。クラブでいるお金、ジャージ、お昼ご飯代、CD代、雑誌、洋服。大事に少しずつ使った。それもなくなってきて親にお金を欲しいというようになって親からクラブをやめて欲しいと言われた。辞めたくないとかなり勇気を出して言ったが無理だった。お金がない、と強烈に体に刻印された気がした。

それから私は少し壊れた気がする。バイトをしてお金を飲み代などに使った。好きな洋服を買ってへんてこな派手な化粧をして煙草を吸った。家に帰らない日も多くなった。家に対して反発していたんだと思う。

大学の残り2年はバイトして過ごし卒業した。やりたいことなくてとりあえず就職、でスキューバーダイビングの会社に就職したが、入社式&合宿で社長が「寝ずに働こう。24時間売り上げのことをかんがえよ」みたいなことを言っていて「これは大変なとこに来てしまった」と本能的に思って合宿終了とともに辞めた。

大学を出て1週間で退職。人生で初めての大きな挫折だった。
合宿から帰ってきてお母さんの前でぼろぼろ泣いたのを覚えている。本当に情けない気持ちだった。
両親にまた迷惑をかけてしまう、、と体中がおかしくなるくらいしんどかった。

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