こんにちわ。
ハーブティー &ナチュラルコスメ専門ハーバルセラピストの山本あやみです
普段は福祉関係の仕事をしながらハーブティー や手作りコスメを楽しんでいます。
今回はハーブのお話。
超定番で身近なハーブ、「ペパーミント」のお話です。
ペパーミント〜スッキリしたい時のハーブティー【ハーブのお話】
ペパーミントは身近で手に入りやすいハーブですよね。まずは基本情報から見ていきたいと思います。
ペパーミントの基本情報
学名/Menta piperita
英名/Pepermint
和名/西洋ハッカ
シソ科の植物で、葉っぱの部分を使用します。
作用/賦活のち鎮静、鎮痙、駆風、利胆など
適応/眠気・集中力欠如などの精神神経症状、腹部膨満感、食欲不振、過敏性腸症候群など
禁忌/胆石
他のハーブとの相互作用がなく安全に使用できるハーブです。
ペパーミントのお姿
↓「植物園へようこそ」写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)さんからお借りしたペパーミントの写真。
薄紫色のかわいいお花が咲きます。
ペパーミントの種類。学名で見分ける。
ミントにはいろんな種類があります。
ペパーミント、スペアミント、アップルミント、パイナップルミント、ウォーターミント・・・
たくさんあります、なんと品種認定されているもので100種類、それ以外も含めると数百種類もあるそうです。なぜそんなにたくさんあるかというと、ミントは地植えしておくと花が咲くと、別の種類のミントと交配して新しい種子を生み出すのです(自然交配)
とにかくたくさんの種類があり、葉の形や花の形が違うし、香りも違います。
苗や種を買うときに「ペパーミント」が欲しい場合は、必ずラテン語で書かれた「学名」を確認してください。学名は世界共通です。
ペパーミントの場合は「Menta piperita」(メンタ ピぺリタ)
イタリック体で二名法で書かれているのが学名です。
スーパーやホームセンターで売っているものはそこまで確認できないかもしれません。園芸店で買うと教えてもらえることが多いです。
ミントティーの飲み方
庭や植木鉢でスクスク育つミントは、剪定がてらに切ってフレッシュミントティーにして楽しめます。
急須やティーポットにたくさん入れてお湯を注いで3分くらいでいい色のハーブティーになります。
使った後の茶葉は水分を絞って生ゴミ入れに捨てておくと生ゴミの嫌な匂いが軽減できるし、虫も寄り付きにくくなります。
ドライハーブはブレンドするとなお美味しい
ドライハーブでもハーブティーを楽しめます。
胃がスッキリしないときや、二日酔いにはミントティーは効果があります。ミントだけでは少し刺激が強いという方はブレンドもおすすめです。
甘い味のする、リコリスと合わせるのが私は好きです。メントールのスカッとした感じと、甘さが合わさると味わい深いブレンドハーブティーになりますよ。
ペパーミントのアロマオイル(精油)
ペパーミントはもちろんアロマオイル(精油)もあります。
花粉症でムズムズの時期はマスクに1適垂らして使用するのも便利です。
マスクに垂らすときは皮膚に触れないように気をつけてくださいね。
皮膚に触れたくないのでスプレーにしてつけてみたのですが、湿っぽくなったことがありました。
洗濯物生乾きみたいな匂いになって逆効果でしたw
希釈の仕方がまずかったのかもしれません。そのときはアルコールと精製水で作りました。
アルコールだけで希釈すればよかったのかも。
でも精油1適で十分香るし、手軽だし、今はマスクにチョンってつけるだけです。
それと合わせて咳が出て風邪気味のときは「ローズマリーシネオール」もおすすめです。
呼吸器のトラブルに良いと言われています。
爽やかでほんのり甘くていい香りです。